小学校で『プログラミング教育』が始まるのが、不安です。
私はパソコン苦手だし…我が子に教えられない!
近くにプログラミング教室もないし…。
自宅で、しかも、パソコンなしで『プログラミング教育』するって、無理ですよね?
大丈夫!
できますよ~
自宅で、しかも、パソコンなしで『プログラミング教育』することは、可能です!
プログラミング教育に大切なのは『プログラミング的思考』を育てること!
『プログラミング的思考』は、パソコンなしでも身につけることができます。
- プログラミング教育で身につけたい『プログラミング的思考』って何?
- 家庭で出来る『プログラミング的思考』を身につけるための3つの習慣
私は、元小学校教諭です。
現役時代、プログラミング教育について研修を受けたことがあります。
現在は、小学生と幼稚園児のママです。
この記事を読めば【パソコンなしで、家庭でプログラミング教育する】ことができますよ!
Contents
プログラミング的思考は『問題解決する力』
文部科学省では『プログラミング的思考』を、次のように定義しています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。
引用先:小学校プログラミング教育の手引き(文部科学省)より
つまり『プログラミング的思考』とは、コンピュータやプログラミングの考えを使った『問題解決する力』のこと。
『プログラミング的思考』は、パソコンに向かって、プログラミング言語を打つだけでは育たないってことですね!
学校では、様々な教育的活動を通して『プログラミング的思考』を養うことをねらいとしてます。
関連記事>>プログラミング教育の必修化!小学校で何を習う?ヒントは3つのない
プログラミング的思考を家庭で身につけるための3つの習慣
では『プログラミング的思考』を、家庭で身につけるためには、どうすればよいのでしょうか?
ポイントは3つ!
- やってみたい気持ちを大切にする
- 失敗しても怒らない
- すぐに答えを教えない
分かりやすく解説していきます。
【習慣1】やってみたい気持ちを大切にする
プログラミングは、コンピュータが正しく動くように、コンピュータが分かる言葉で、人が指示することです。
そのため、コンピュータにして欲しいことを、まず自分で決めなければなりません。
つまり「これやりたい!」という、自発的な気持ちが必要になります。
そのため家庭では、普段から子どもの「やってみたい!」の気持ちに寄り添うことが大切になります。
でも、後片付けが面倒だから…。
もし、怪我したら危ないから…。
どうしても後先を考えて、子どもの「これやりたい!」の気持ちに即答できず、二の足を踏んでしまいます。
そんな時は、「ダメ!」と即否定するのではなく、子どもの「これやりたい!」の気持ちを受け止め、尊重してあげましょう。
実際に子どもの「これやりたい!」を実現してあげられると、良いのですが…。
まずは、その気持ち「いいね!」と、褒めることから初めてみませんか?
子どもの「これやりたい!」の自発的な気持ちを認め、引き出すことが『プログラミング的思考』を育てる第一歩になります。
【習慣2】失敗しても怒らない
プログラミングは、人が出す指示が正しくなければ、コンピュータが思うように動いてくれません。
これをエラーと言います。
エラーは、人で言う『失敗』のことです。
プログラミングは【指示する⇒エラーが出る⇒(直すために)指示をする】の連続です。
つまり、失敗を積み重ねて、やっとプログラミング成功!
目的達成となるのです。
そのため、プログラミングには、失敗しても「やり直せばいい」と言う気持ちが大切です。
でも、我が子が何か失敗すると、すぐ注意してしまいます…
どうしても、子どもが何か失敗すると「なんでそうなったの!?」と、責めてしまいがちです。
でも、失敗こそが『プログラミング的思考』を育てるチャンスだと思いましょう!
子どもが失敗しても責めずに、どうして失敗したのか?
原因を考えること。
そして、同じ失敗を繰り返さないために、次は何をすればよいのか?
改善策を考えること。
この2つを、家庭で繰り返すことで『プログラミング的思考』を育てることにつながります。
【習慣3】すぐに答えを教えない
自ら考えて想像する力が、プログラミングでは養われます。
最初から、親がやり方や答えを手取り足取り教えてしまうと、子どもが自分で考えなくなります。
我が子が困っていたら、すぐ助けたくなっちゃいます…
でも、まずは子どもが自分でチャレンジするように、見守りましょう!
自分で考え、チャレンジして、失敗して、また考え、チャレンジして、成功する!
自分で考えて、できたという達成感が味わえるだけでなく「自分はできる!」という、自信にもつながります。
試行錯誤しながら、行動することこそが『プログラミング的思考』を育てることです。
【まとめ】プログラミング的思考を家庭で身につけるための3つの習慣
『プログラミング的思考』を家庭で身につけるためには、3つの習慣が有効です。
- やってみたい気持ちを大切にする
- 失敗しても怒らない
- すぐに答えを教えない
とは言うものの、実行するの難しいですよね…
私自身、育児をしていて痛感します。
でも、親が3つの習慣を意識するのと、しないのとでは、のちに差が出ます。
『プログラミング的思考』は、すぐに身につきません。
だからこそ、家庭で少しずつ、3つの習慣を意識していきませんか?
私も頑張ります!!
▼参考にした書籍▼
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
応援して頂けると嬉しいです。


2020/02/05
アキ
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