早く宿題やりなさい!
宿題してから遊びなさい!
宿題しない子どもに、毎日イライラしているママさん手を挙げて!
はい!
上の子が小学校に入学し、宿題の大変さに悪戦苦闘する毎日。
小学校教師として、自分は散々宿題を出していたのに、こんなにもおうちの人は大変だったのか…と、身をもって知りました。
でも、少しずつ子どもへの声かけを変えることで、親子共々ストレスなく宿題に取り組めるようになりました!
今回は、元小学校教師の私が実践した【宿題しない子どもをやる気にさせる4つの方法】を紹介したいと思います。
Contents
宿題しない子どもをやる気にさせる4つの方法

宿題しない子どもをやる気にさせるには、4つの方法があります。
- 宿題するタイミングを子どもに決めさせる
- 宿題しない時はタイムリミットを知らせる
- 子どもと一緒に机に向かう
- 返却された宿題プリントを見る
すべて私が、小学校1年生の我が子に実践した方法です。
その結果、私は、宿題のイライラから解放されました。
今では「宿題やりなさい!」など、親子の言い争いは全くありません。
※ 別の言い争いはありますが…(苦笑)
それでは、一つずつ詳しく紹介していきます。
【方法1】宿題するタイミングを子どもに決めさせる

我が家は、子どもが宿題するタイミングを決めます。
宿題いつやる?
怒り口調ではなく、普通に聞きます。
3時半!
おやつ1個たべてから~
などと、娘は答えます。
あとは本人が有言実行するのみです。
私から口出しはしません。
(それが時には辛いのですが…)
本人に宿題するタイミングを決めさせるのです。
子どもなので、「3時半」を過ぎ「4時」になるまで気がつかないこともあります。
その場合は「3時半過ぎたよ~」と親が伝えます。
親はタイムキーパーです!
「3時半だって言ったのに!早く宿題しなさい!」と口出しすると、子どもは反発して宿題をやらなくなります。
子どもは命令されることを嫌うからです。
【方法2】宿題しない時はタイムリミットを知らせる

宿題するタイミングを伝えても、なかなかやらない時もあります。
その場合は「これ以上宿題やらないなら、ママは丸付けしなからね。」と、タイムリミットを伝えます。
親が宿題の丸付けをしない場合は
「今やらないともう晩ご飯出すよ。」
「宿題分からないところがあっても付き合えないからね。」
などでも、よいと思います。
今やらないと、宿題に関して親は何もサポートしないというリミットを、子どもに伝えるのです。
すると、子どもは今しかないと思い、宿題に取り組むようになります。
【方法3】子どもと一緒に机に向かう

親がタイムキーパーをしたり、タイムリミットを伝えたりすることで、大半の子どもは宿題に取り組むようになります。
しかし、今日は時間がないから即効性が欲しい!という時は、
親も一緒に机に向かうことをオススメします。
子どもの宿題にジーッと向き合うのではありません。
机に向かうけど、別の何かをするのです。
親は家計簿を付けてもよいでしょう。
お仕事をされてる方は仕事をしてもよいでしょう。
読書が好きな方は本を読んでもよいでしょう。
私は、ボールペン字を子どもの迎えに座って取り組んでいます。
ついでに、上手に書けたところに丸を付けてもらいます。
ボールペン字の他には、新聞を読む時やファイナンシャルプランナーの勉強をする時もあります。
何でもよいのですが、一緒に座って別の何かをすることがよいです。
ジーッと向き合っていると、「そこ違う!」って、口出ししたくなりませんか?
「○○が宿題するなら、ママも一緒にやろ~」という感じがよいです。
すると、子どもは進んで宿題することが増えていきます。
【方法4】返却された宿題プリントを見る

働いているおうちの方なら、毎日宿題に付き合うことはできないと思います。
学童保育で宿題を済ませるお子さんもいるでしょう。
もちろん自分でしっかり取り組んでいる子もいますが、もしかすると人の答えを見て写してしまっているかもしれません。
学習内容が定着しているかを確認するためにも、返却された宿題プリントは確認することをオススメします。
そして、「字、キレイに書けてるね」「難しいのに計算がんばってるね」など、褒めてみましょう。
子どもは「親が見てくれる・褒めてくれる」という嬉しさを感じると同時に、「親が見ているからズルはできない・がんばって取り組もう」という気持ちを刺激されます。
【まとめ】宿題しない子どもをやる気にさせる4つの方法

宿題しない子どもをやる気にさせるには、4つの方法がありました。
- 宿題するタイミングを子どもに決めさせる
- 宿題しない時はタイムリミットを知らせる
- 子どもと一緒に机に向かう
- 返却された宿題プリントを見る
それでも、うまくいかないこともあります。
泣いて、宿題プリントをぐちゃぐちゃにして出す時もあります。
それでもよいと思います。
学校でぐちゃぐちゃの宿題を出したときに、先生から「どうしたの?」と聞かれることも、子どもの学びになります。
期限を守ることや課題をやることの大切さを知る機会になります。
大人になって仕事をする時に、そのプロセスが役立つことになります。
もしできることなら、親から担任の先生に一筆
昨日、宿題に手こずり、取り組めませんでした。
家では指導しましたが、先生からも一言本人に言って頂けると助かります。
よろしくお願いします。
と連絡帳で協力を仰ぐと、親からだけでなく先生からも宿題に対してアプローチできるので効果的です。
宿題は親の課題ではありません。
子どもの学力が定着するために取り組む物です。
どうしても、親としてはやらせないと!と思うのですが、
(私もそう思って焦りますが…)
宿題を忘れて先生から叱らせるのも、子ども自身が必要な経験だと思います。
宿題は子どもの課題と考え、親はタイムキーパー役に徹する宿題サポーターになりましょう!
興味関心を引き出して、楽しく勉強する『通信教育』を使うのも1つの手です。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
応援して頂けると嬉しいです。

2019/11/25
アキ