我が子は小学3年生
学校で辞書を使うから、準備して下さいって言われたけど、どんなの買えばいいんだろう?
そんなお悩みを、スッキリ解決します。
私は、小学校教諭として約10年働きました。
小学生のママでもあります。
先日、小2の娘のため、辞書選びをしました。
本屋さんにあった9冊を見比べた結果と教員の経験を元に、
辞書の選び方と使い方を、分かりやすく紹介します。
- 小学生向け国語辞書の選び方と使い方
- 国語辞書を楽しく引くアイディア~勉強法~
子供たちは、辞書を引く授業が大好きです。
自分でページをめくり、言葉を探すのが、宝探しのようだから。
小学校にある国語辞書は、5つを基準に選んでます。
- 漢字にふりがながある
- 字が見やすい
- イラストや図がある
- マークが分かりやすい
- 言葉の数が多い
私が我が子に選んだ辞書は、Benesse発行の国語辞典(ワイド版)
5つの基準を満たしていました。
この記事を読めば、お子さんが国語辞書を引くことが、好きになりますよ。
小学生向け国語辞書の選び方

小学生が使う国語辞書の選び方は、5つ
- 漢字にふりがながある
- 字が見やすい
- イラストや図がある
- マークが分かりやすい
- 言葉の数が多い
かんたんに、説明します。
選び方1:漢字にふりがながある
総ルビ(ぜんぶの漢字にふりがなあり)の辞書を、選びましょう。
知りたい言葉を見つけても、読めない漢字で書かれていたら、子供はやる気をなくします。
これ、何て読むの?と、無駄な思考が入るので、勉強の効率も悪くなってしまいます。
選び方2:字が見やすい

字が見やすい辞書を、選びましょう。
見やすさは、大きさと太さで、決まります。
好みもありますが、見出し語が大きく、太字で書いてると見やすいです。
字体のデザインも違うので、数冊の辞書を見比べてみましょう。
選び方3:イラストや図がある

イラストや図がある辞書を、選びましょう。
イラストや図があると、調べたい事柄がより詳しく分かります。
また、文字だけ並んでいる辞書は、国語が苦手な子にとって、むずかしく感じてしまいます。
選び方4:マークが分かりやすい

マークの意味が分かりやすい辞書を、選びましょう。
品詞・関連語・対義語・類義語など、辞書には見出し語の下に色々なマークが書かれています。
マークがあっても、何を表しているか分からなければ、意味がありません。
Benesse発行のチャレンジ小学国語辞典では、季語が書かれていたので、私の選ぶ決め手になりました。
俳句や詩を書く学習に役立ちます!
選び方5:言葉の数が多い
言葉の数が多い辞書を、選びましょう。
なぜなら、知りたい言葉を見つけやすいです。
9冊の辞書を見比べると、35,000~42,000字が多く見られました。
35,000文字以上、入っている辞書を目安に買うと、失敗しません。
小学生向け国語辞書の使い方

学校では、国語辞書の使い方を、4ステップで指導しました。
- いつでも開けるようにする
- どんどん調べる
- 音読する・ノートに写す
- ふせんを貼る
分かりやすく、説明します。
ステップ1:いつでも開けるようにする
家で使う時と学校で使う時は、少し違いますが、いつでも開けるようにすることがポイントです。
家で使う場合、ケースを外し、手の届くところに置いておくのがベストです。
ステップ2:どんどん調べる
分からない言葉はもちろん、知っている言葉も引いてみましょう。
とにかく気になったら、すぐに調べることが大切です。
語彙力がアップするだけでなく、間違いや意外な事実に気づくことができます。
ステップ3:音読する・ノートに写す
調べた言葉の意味は、声に出して、読みましょう。
目で見るだけでは、頭に入りづらいからです。
そして、調べて分かった意味は、ノートに写します。
写すことで、言葉や意味が覚えやすくなります。
ステップ4:ふせんを貼る
辞書を引くことが好きになるには、ふせんを使うとよいです。
ふせんの数だけ、言葉を調べたのが目で見えるので、自信とやる気に繋がるからです。
国語辞書を楽しく引くアイディア~勉強法~

さいごに、国語辞書を楽しく引く勉強法を2つ紹介します。
学校の授業でも、使う方法です。
- 速引きレース
- 言葉あてクイズ
勉強法1:速引レース
どれだけ速く言葉を見つけることができるか、競争するゲームです。
- 20個の言葉を用意する。
- スタートの声で調べ始める。時間は5分。
- 言葉を見つけたら、ふせんを貼る。
- 調べた言葉の数が多い人が勝ち。
勉強法2:言葉あてクイズ
覚えた言葉をクイズにする方法です。
国語辞典に書いてある説明を聞いて、どんな言葉のことか当ててみます。
- 2人1組になる。
- クイズを出す側は、辞書に書いてある意味を読む。
- クイズに答える側は、言葉が何か当てる。3回まで間違えられる。
- クイズは交互に出し合う。
のり
【まとめ】国語辞書の選び方と使い方

国語辞書は、小学校3年生で学習します。
辞書の選び方は5つ
- 漢字にふりがながある
- 字が見やすい
- イラストや図がある
- マークが分かりやすい
- 言葉の数が多い
辞書の使い方は4ステップ
- いつでも開けるようにする
- どんどん調べる
- 音読する・ノートに写す
- ふせんを貼る
楽しく辞書を引く勉強法は2つ
- 速引きレース
- 言葉あてクイズ
学校では、辞書の学習をする授業のみで、日常的に辞書を使わせることは、ほとんどありません。
最近では、スマホや電子辞書などで、かんたんに言葉を調べることができます。
ですが、紙でできた国語辞書を引くことは、調べたい言葉だけでなく、その周りにある言葉も目にすることができます。
そのため、言葉にふれる機会が増え、さらに知りたいことや分かることが増えます。
国語辞書を引く、最大のメリットです。
お子さんに合う辞書と出会えることを願ってます。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
応援して頂けると嬉しいです。


2020/07/15
アキ