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【ゲームとの付き合い方】小学生が約束を守る5つのルール

子供がゲーム時間守らない!
やめなさいと言っても言うこと聞かなくて…
何かよい方法ないですか?

アキ

ゲームの時間を守らせるより
約束を確認することが大切です。

この記事で分かること
  • ゲームの時間を守れる方法
  • ゲーム依存にならない約束の決め方
  • ゲームの約束が守れるコツ
アキ

私は元小学校教諭です。
教員時代たくさんのご家庭と、ネットやゲームの付き合い方について話し合ってきました。
小学生2児の現役ママでもあります。

今回は、指導することで見えてきた、子供のゲームの付き合い方について解説していきます。

これから、子供にゲームを与える方も
すでにゲームを与えている方も、必見の内容です!

結論は『ゲームの時間ではなく、約束を徹底させること』

そして約束はなぜ必要なのか、子供が納得して決めることが大切になります。

ゲームの約束を守る5つのルール
  1. 親子でゲーム依存について知る
  2. 子供がゲームの約束を考える
  3. 約束を守られなかったときの罰を決める
  4. 子供が約束を守られる工夫をする
  5. 今より頑張ることを決める

1つずつ見ていきましょう。

ルール①親子でゲーム依存について知る

子供にゲームを与える前の約束1【親子でゲーム依存について知る】

親は子供にゲーム時間を守らせたいのはなぜか?

答えは『子供が心配だから』です。

  • 目が悪くならない?
  • 興奮してキレやすい子にならない?
  • 生活リズムがくずれない?
  • 宿題やってないよ?
  • 明日の学校の準備は終わった?
  • ゲームのやり過ぎで依存症にならない?

などなど…

あなたのことが心配だから、ゲームの時間を守って欲しいの。

「ゲームやめなさい!」と叱らずに、親心をストレートに伝えてみましょう。
お子さんは、きっと耳を傾けてくれます。

でも、ゲームだけやたらと『時間を守れ』ってなぜでしょう?

それは、ゲーム依存がこわいから…

でも、ゲーム依存ってどんな状態のことでしょう?

ゲーム依存について知ろう

ゲーム依存症とは、人間関係や健康面に問題が生じても制御がきかずゲームに没頭し続け、日常生活に支障をきたすことです。

https://www.japa.org/

つまり、ゲーム依存になると、子供の健康が害されるということです。

子供のゲーム依存【例】
  • ゲームのことが頭からはなれない
  • ゲームが止められない
  • 何よりもゲームが大事になる
  • ゲームのやり過ぎで集中力が低くなる
  • 夜のゲームのやり過ぎで睡眠不足になる
  • 生活リズムが崩れる
  • 目が悪くなる

アキ

夜中もベッドの中で隠れてゲームをやり、授業中寝てしまう…
目が常にトロンとして集中できない子が教え子にいました。

だからこそ、ゲームのデメリットを親子で正しく知っておくことが大切です。

子供

どうしてゲームの約束を決めないといけないの?
他のおもちゃで遊ぶときは細かい約束なんてないよね?

と、子供に突っ込まれないためにも、効果的ですよ!

子供が上手にゲームと付き合うためには、ゲームの楽しさと怖さを正しく理解すること。

子供自身が、ゲームの付き合い方を考える必要があります。

では、ゲームの約束を守るためには、どうすればいいか?

具体的な方法を紹介します。

ルール②子供がゲームの約束を考える

子供のゲーム施策2:子供がゲームの約束を考える

子供がゲーム依存にならないためには、自分で約束を考える必要があります。

あくまでも、親の押しつけにならないことが大切です。
親が主導で親の希望のみを約束にすると、子供は反発しようとします。

子供が自主的に約束を守るには、ゲームの約束を決めた責任を、子供自身が背負うことです。

「ゲームする時間はどうする?」など、親が子供に質問を投げかけることはOKです!

子供が自分でゲームの付き合い方を考え、想像しながら約束を決められることがベストです。
ゲーム依存にならない、1番の方法です。

ルール③約束を守られなかった時の罰を決める

子供のゲーム施策!約束を守れなかった時の罰を決める

ゲームの約束を守られなかった時の罰(ペナルティー)も決めましょう。

ただし、無期限の罰は与えないことです。

「いつゲームができるの?!」と子供が、不満や反発する可能性があるからです。

子供と親、双方が納得する罰を、期限付きで決めましょう。

例)ゲーム禁止3日間など

※ 1ヶ月など、長すぎる罰も、無期限と同じくNGです。

ルール④子供が約束を守られる工夫をする

子供にゲームを与える前の約束4【子供が約束を守られる工夫をする】

子供がゲームの約束を守られるよう、工夫もしましょう。
具体的な4つの工夫を紹介します。

工夫①約束を掲示する

ゲームとの付き合い方が変わる!小学生が約束を守るためには『可視化』が必要

可視化は、大切です。

口約束で確認しても、お互い忘れてしまったり、子供が約束を都合良く変えることも考えられます。

そのため、お互いがゲームの約束を確認できるように掲示しましょう。

工夫②タイマーを使う

ゲーム時間はタイマーで管理

ゲームの約束の中に、ゲームの時間を設定する家庭は多いと思います。
そこで、時間が守られるようタイマーを使いましょう。

タイマーは100均で売っているキッチンタイマーでかまいません。
タイマーが鳴ったらゲーム終了ということを、子供自ら気づくことができます。

毎度、親が「時間だよ!」と伝えるストレスがなくなります。

ゲームとの付き合い方が変わる!小学生が約束を守るためには『タイマー』が必須
アキ

我が家は、目で時間が分かる『時っ感タイマー』を愛用しています。

\見えない時間が可視化できる!/

工夫③約束を守られたら褒める

ゲームの約束を守られたら褒めましょう。

約束を守られなかった時だけ注意される。

罰を与えられる。

では、子供の不満が募る一方で、反抗的になってしまいます。

ゲームする時間を守るなんて、当たり前のことだと大人は思います。
それでも、守られたことを必ず褒めましょう。

褒めることで、翌日もゲームの約束を守られるようになります。

約束を守る工夫④約束を定期的に見直す

ルールを守る工夫3:約束を定期的に見直す

子供はあの手この手で、ゲームをやろうとします。
自分の都合良く、ゲームの約束を言ってくることがあります。

例えば、ゲーム時間を守らなかったため、土日のゲームが禁止となったとします。

でも、子供はその約束を逆手にとることをします。

土日は元々外出予定があり、ゲームが出来ないことを分かっていて、わざと平日のゲーム時間をオーバーするのです。

一度決めたゲームの約束でも、この例のように穴がある場合も出てきます。

そのため、ゲームの約束は定期的に見直しましょう。

見直すタイミングは、約束が守られない時が続いた、生活に支障が出てきた時です。

アキ

我が家はセーブ中にタイマーを止めていることが発覚し見直ししました…

ゲームの約束~例~
  1. 平日は1時間・休日は2時間(午前1時間・午後1時間で繰り越し制度はなし!)
  2. 宿題や明日の学校準備を先に終わらせる
  3. 寝る前の1時間はゲームしない
  4. テレビから離れてソファーに座ってゲームをする
  5. きょうだいで仲良く譲り合う
  6. ゲーム時間が守られない時は3日間禁止
  7. ネット設定はしない
  8. 家庭学習を学年×10+10分(1年生なら20分)する

※ ネット設定する場合▶ゲームで買い物しない・ゲームの先には生身の人間がいることを考え発言する

ルール⑤今よりも頑張ることを決める

子供のゲーム!発展ルールを決める

「ゲームが欲しい!」と子供が言うから買い与えた。

この記事もゲームを買う前提、もしくは買った後のゲームと付き合う方法を紹介してきました。

でも、ゲームを買い与える理由ってなんでしょう?
子供が何も変わっていないのに、簡単に与えてもよいものなのでしょうか?

特に、ゲームには依存性が伴います。

そんなゲームを誕生日だから、クリスマスだからという印籠を突きつけられて、買っても良いのでしょうか?

これを、大人の買い物に置き換えて、考えてみて下さい。
私は今、すご~くノートパソコンが欲しいです。

持ち運び便利で、軽い可愛いデザインの物です。

お値段が10万円以上します。
簡単には買えません。

でも、次の2つの理由どちらか当てはまったら、間違いなく買います!

  • 今、使っているノートパソコンが壊れた!!
  • 誰も出来ないと言われていた、難しい仕事を達成できた!! 

つまり、買い換えの必要がある!
または、何かを成し遂げたご褒美!ということです。

話を戻します。


「ゲームが欲しい!」と子供が言うから買い与える。
本当にそれでOKでしょうか?

上で述べてきた、ゲームの約束を決める、ゲームの約束を守る。
それらは、当たり前のことなのです。

ゲームを与えてもらうためには、何をしますか?
あなたは、何を頑張るんですか?

ということを、子供に投げかけてみましょう。

タダではゲームは手に入らない!

つまり、ゲームの対価=今より頑張ることを決めることです。

  • 宿題以外の家庭学習をやる。
  • 習い事のピアノ練習をやる。

など、子供が必ず守られそうな、目標にして下さい。

「毎回、テストで100点取る!」なんて、ハードルが高いものではなく、小さな目標にすることがポイントです。

ハードルが高いと、子供からしてみれば「ゲーム買う気ないでしょ?」となりますからね…。

今よりも頑張ることを決めてからゲームを与えると、親と子がWin-Winの関係になるかもしれません。

おまけ:子どもと一緒にゲームをする

ゲームの付き合い方『番外編』子供と一緒にゲームをする

我が家は、私も夫もゲームっ子でした(笑)
だからこそ、ゲームの楽しさが分かります!

ゲームがなかなか止められないこと、依存してしまうことも体験しています。

そこで、グッドアイディアを思いつきました!

一緒に子供とゲームを楽しんで、時間を守る姿を見せる方法です。

「もっとやりたいけど…約束だからまた明日にしよう」

もっとゲームをやりたい!という気持ちを、親子で共有することで、子どもが自然とゲームの約束を守ることになります。

【まとめ】子供がゲーム時間を守れるかは親次第!

【まとめ】子供がゲーム時間を守れるかは親次第!

子供がゲームの約束を守れる方法を、5つ紹介していきました。

  1. 親子でゲーム依存について知り、デメリットを伝える。
  2. ゲーム依存にならないため、子供がゲームの約束を考える。
    ※ 親の希望を押しつけたルールにならないように注意する!
  3. ゲームの約束を守られなかった時の罰を決める。
    ※ 親と子供、双方が納得する内容で決めること!
  4. 子供がゲームの約束を守られる工夫をする。
  5. 今より頑張ることを決める。

子供がゲームの時間を守るためには、約束を確認して、徹底することが大切です。

きびしいかもしれませんが、買い与えてあとは野放しでは、子供は楽な方に流されます。
親の管理が必要です。

私はゲームが好きなので、親も子も楽しく、上手にゲームと付き合えるようにしていきたい!
そのため、約束を見直したり、守れるように工夫をしたりしています。

アキ

子供とゲームの問題
本当に大変ですが、一緒に考えていきましょう…

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
アキ

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アキ
Instagramで『小学生ママのぷちお悩みを解決する情報』を発信中|元小学校教諭|教員歴15年|小学生の姉弟ママ| 保有資格▶幼稚園教諭/小学校教諭/中学校教諭・高等学校教諭(国語)/図書司書教諭/認定心理士(日本心理学会)
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